日経平均の先物取引で巨額の損害を出し、イギリスの名門コマーシャルバンク・ベアリングズ銀行を破綻に追い込んだ、ニック・リーソンのお話し。外国人トレーダーの話ですが、投資対象が阪神大震災前後の日経平均がだったので、興味深く読めました。
以下まとめ。下線部は管理人による。
・・・それは狂気の沙汰ともいうべき仕事で利鞘も薄く、大金を儲けるには長い目で見るしかない。といっても、それは午前中とか、せいぜい一日のことである。一般的にいって、一晩をこすことはない。なぜなら、一晩あれば、いくらでも不測の事態が起こりうるからだ。大統領が暗殺されたり、雹が降って穀物が壊滅的な打撃をこうむったり、大地震が起こったり、そういうことはいくらでも考えられる。ポジションを一晩抱えることができるトレーダーはほとんどいないといっていいが、それは儲けが巨大になる可能性がある代わりに、損も莫大になるおそれがあるからである。
投資は適切なリスクをコントロールできているうちは、あくまで投資に過ぎない。
そうでなければ、株を始めとした資産運用をしている人間は、すべからくギャンブルに身を投じていると思われる。
実際に体験して感じるのはパチンコや競馬に比べて、投資が毒にも薬にもなるのは、
一つは自分でレバレッジを変えることによって、際限なくリスクをとることができる点にある。
もちろん、借金をしてギャンブルに投じることも可能だが、
個人の信用力を超えて融資されることない。
そして、もう一つは、損失の確定が行われないこと、にある。
例えば競馬の場合、レースが終わった時点で損益が確定する。オールオアナッシングだが、事前に賭けた金額を超えて損失を出すことはできない。そのかわり、もうけられなかった場合、すべてのカネを失うことになる。
株式の場合は、ある株が10%下落しても、元金がなくなるわけではない。あくまでその日の時点の損であって、あくる日20%上昇すれば利益が出る。その線引きができず、延々と取引を続けている状態に引き込まれてしまう。”賭けている”状態が長くなれば長くなるほど当然のことながらリスクは高くなる。
本書『私がベアリングズ銀行をつぶした』には、こうした投資の魔性的な側面が見事に描写されていると思う。自分への警鐘としても。
ニック・リーソンのその後を記した記事を見つけたので、付記します
・FUTBOL MUNDIAL #593●特集3:ニック・リーソン
01:FRANK GEHRY with FOSSIL
【ゲーリー デジタル リスト タイム】

ビルバオグッケンハイム美術館で有名な建築家FRANK GEHRYとFOSSILのタイアップで実現した腕時計。時間の概念を見事に壊しています。
02:Philippe STARCK with FOSSIL 【スタルク・LEDウオッチ】オレンジモデル
FOSSILはここでもやってくれます。フィリップ・スタルクとのタイアップで実現した腕時計。ノッペリと曲線と、LEDの組み合わせは秀逸です。遊び心を腕に纏う、そんな時計です
03:MOLESKINE(モールスキン)Reporter-Large

ゴッホ、マティス、ヘミングウェイ、ピカソなど20世紀を代表する芸術家、文豪たちに愛され、伝説と共に世界中に有名になったノート。旅に出る時、街に出る時、簡単なオボエガキやラクガキに愛用してます